※2025年10月現在

カンボジア研修で累計102名の雇用創出効果

SDGs研修に累計1190名の学生が参加し、うち593名がカンボジアに渡航。
カンボジアでの学生/スタッフ分の宿泊・飲食・交通・小売等への支出が、直接・間接・誘発の波及を通じて、年間フルタイム換算(FTE)で、約102名分※の仕事を生み支えている。
多くのカンボジアの方が出稼ぎに行っている現状であるが、国内に賃金の良い仕事があれば出稼ぎに行かなくてもよく、
観光・飲食セクターでは、スキルや英語が求めらない仕事も多くあるため、女性やスキルがない若者の国内での就労の受け皿になり得る

※本数値は、観光収入当たりの直接雇用係数と、間接・誘発を含む波及倍率に基づく年間FTE(フルタイム換算)での推計値です。代替需要などの要因により、実際の雇用効果は変動する可能性があります。

SDGs研修ガイド担当のチャンヤさんにインタビュー

NPSスコア67の手厚いサポートで、途上国へ渡航する人口を増やす

カンボジアではスキルがないと仕事につけない方がいたり、ネパールやラオス等は内陸国で製造業が育ちづらいため、国内で仕事ない/賃金安で多くの国民が海外に出稼ぎ労働へ行ったりしている。。
そのような国々にあるものは、現地の人の豊かさ優しさ、美しい歴史や文化などの豊かな観光資源である。

今後国内の仕事不足や賃金安で出稼ぎへいかざるを得ない方々が多い国への展開を目指す。
カンボジア渡航型SDGs研修参加学生の約半数が、初海外であり、
「飛行機が怖かったがスタッフの付き添いがあるので来れた」
「サポートがないと行けない国だから選んだ」
等のお声を手厚いサポートがあるからこそ選んでいただいている。

この手厚いサポートを武器に、途上国渡航へのハードルを下げ、途上国現地に多くの方に来てもらう

1190名の社会問題解決する次世代リーダーを育成

SDGs研修の参加者は累計1190名であり、SDGs研修がきっかけとなり、多くの若手人材が、社会問題解決する企業/NGOへ就職している。
SDGs研修で社会問題解決する人材を増やし、SDGsに取り組む企業/NGOに優秀な人材を集め、社会を変革させる。

【SDGs研修参加学生の事例】
-カンボジア研修の訪問先の教育NGOが教室建築の資金を求めていた。参加学生が寄付を集め、教室不足で屋外で勉強していた子どもたちが、全員室内で勉強できるようになった
-カンボジア渡航がきっかけでソーシャルビジネスを仕事にしたいと思い、カンボジアで教育支援する企業に就職
-カンボジアに行き夢が明確になり、アフリカ・アジアの子どもを支援する企業に就職
-カンボジアがきっかけで東南アジアに興味を持ち、東南アジア現地の教育業界で就職

寄付額計1300万円。緊急度の高い社会課題に寄付により早期解決

観光による雇用創出を行っても、解決の手ががなかなか届かない脆弱な立場にある方々向けに寄付プロジェクトを行う。
ソーシャルマッチ(株)自社より1,502,891円の寄付を行い、また、弊社が支援したプロジェクトでの寄付額は11,705,425円にのぼり、カンボジアのNGO/社会的企業への寄付の累計額が13,208,316円となった。
現地社会起業家との連携により、現場ニーズにあったプロジェクトが実現。貧困/教育/健康問題の改善に具体的な成果が生まれた。
以下がプロジェクトの一例である。

・ミシン寄贈プロジェクトで、貧困層の女性たちの月収が$50〜$150向上。あるお母さんはお金を借りなくても病院に行くことができるようになった
・シングルマザー家庭の住居建築支援プロジェクトにより、家計の家賃の固定支出がなくなり、学校を中退していた長女が復学できた
・給食プロジェクトで子どもの学校への出席率が15%向上した
・人々の命を守る、動物への狂犬病ワクチン接種プロジェクトを3年以上実施
・障がい者の雇用を創出する食品工場建築費を支援し、継続的な障がい者雇用を生み出せるようになった
・トイレ建築プロジェクトにより、感染による健康被害と危険から村の人を守れるようになった

「AIで観光業は拡大。人の移動を促し観光業で現地に雇用をつくる。」代表原畑メッセージ

カンボジア、ネパール、インド、ルワンダ等、訪れた国で、多くの現地の方々から伺ったことが、「スキルがない人は国内で働ける仕事ない」「賃金が安く暮らせず出稼ぎに行かざるを得ない」ということでした。
どうやったら、現地での雇用をつくれるか、現地にあるものを考えていた時に、どの国にも、豊かな文化、優しい人々、素晴らしい歴史など、豊かな観光資源がありました。
同時に、カンボジアSDGs研修で年200名カンボジアに学生が来ることで、現地の方々から、「仕事をくれてありがとう」と言っていただくことが多々あり、観光で現地の雇用に大きく貢献できると確信がつきました。
雇用があり、現金収入があれば、親が子どもの教育にお金を使うことができ、子どもが貧困から抜け出せたり、医療を受けることができ健康を守ることができます。
観光セクターは、世界のGDPの10%を占める巨大産業です。今後、AIで人間の可処分時間は増加し、体験に時間とお金を使い、観光セクターはさらに拡大すると考えます。
ハードルが高いと思われる途上国へのハードルを下げて、多くの方々に来ていただけるように、拡大を目指します。